こんにちは。
新築マンション住まい5年目の rinrin です!
マンションのモデルルームってとっても素敵だけど、あんなお家がほんとうに買えるのかな…?
モデルルームは 意外と落とし穴があります!見学時には十分注意が必要ですよ!
モデルルームって生活感のあるものはほとんど置かず、おしゃれな家具や観葉植物があったり とても素敵な空間ですよね。おしゃれなお部屋に妄想も膨らみ「ここに決めちゃおうかな」なんて思うことも…。実際私も一件目の内覧でそう思った一人です。
でもモデルルームって結構注意が必要なんです!
今回は、新築マンション住まい5年目のわが家が体験した、モデルルームの落とし穴やモデルルームの見るべきポイントをご紹介します。
これからマンション検討中の方は必見です!
この記事はこんな方がおすすめ
- これから見学に行く予定の方
- マンションを購入するか悩んでいる方
- マンションのオプションについて知りたい方
モデルルームの注意点
① 実際の住居とは異なる
モデルルームは「サンプルのお部屋」なので、実際の住居とは異なる箇所が出てきます。
また、3LDK・4LDK/縦型リビング・横型リビングといった様々な間取りがあるファミリーマンションなどは、全ての間取りのモデルルームが作られていない場合が多く、1~2パターンのお部屋しか見学できないなんてことも…。
私が行った見学会も 実際の間取りはたくさんあるのに、モデルルームがあったのは3LDK・4LDKの間取りがそれぞれ1つずつしかありませんでした…
モデルルームがないお部屋は間取り図だけの確認になるので、お部屋のイメージがしにくい…。見れないお部屋もあるということを踏まえて見学を行いましょう!
② 標準設備とオプション(追加料金)の確認
モデルルームの全てが標準設備とは限らず、実際は追加料金がかかる「オプション」の場合もあります。
- リビングと隣接する部屋の壁の有無
- キッチンの背面収納
- ドアの種類
- 和室 or 洋室
- トイレ・洗面のグレードアップ
- 食器洗い乾燥機
- お風呂のテレビ
- インターフォンのカメラ
- クローゼットなどの収納関係
モデルルームでは普通に設置されているので 標準のように見えるんですが、実は追加でお金がかかるものが…!なので見学時にしっかり確認を!
見るべきポイントは、あとで紹介している「マンション内覧ここを見よ!」をチェックしてね!
③ 建設が始まるとオプションが追加できない
マンションは購入が遅いと、オプションが追加できなかったり、壁紙・床やドアのカラーが選べないケースが出てきます。
マンションの建設は全てのお部屋が売れるまで待ってはくれません。購入が遅くなると「オプションを付けたい」「カラーを選びたい」などといった希望が通らなくなってしまうので、いつまでに決めればいいかなど しっかり確認しておきましょう!
同じマンションのママ友は 和室を洋室に変更したかったけど、もうすでに建設が始まっていたので、変更不可だったそう…。
モデルルームここを見よ!
私たち夫婦は購入までに、3件の見学会や説明会に行きました。そこで私たちが感じた「モデルルームの見るべきポイント」とおすすめオプションをご紹介します。
① 室内ドアの種類
マンションの室内ドアの種類には「開き戸」と「引き戸」の2種類があります。一般的に標準設備は「開き戸」のマンションが多いんですが、もしモデルルームが引き戸の場合は、標準なのかオプションなのか確認しておきましょう。
引き戸にしておけばよかった…
暮らしてみるまで分からなかったんですが、マンションの廊下って案外狭い。ドアが少し開いているだけでとっても邪魔に感じます。
寝室から布団やまくらを干すためにベランダに向かうんですが、ドアノブに洋服の裾が引っかかることが何度もあります。急いでいる朝、セーターを引っ掛けて破いてしまった経験が…
また、引き戸なら開けっ放しでも邪魔にならないので、お部屋やクローゼットの換気もしやすく おすすめです。
費用がかかっても「引き戸」にしておけばよかったな…と今ではすごく後悔しています…。
② コンセントの位置と数
暮らしてみないと分からないコンセントの位置ですが、こちらもモデルルームに設置されている標準の数では少なかったり・不便に感じる場合があります。
私たちは、2個オプションで追加しましたが、それでも暮らし始めてから「やっぱりここにも欲しかったな…」という箇所が出てきてしまいました。
コンセント ここにあると便利!
① リビングの真ん中
一人暮らしを経験済みの夫の意見を参考に、わが家はリビングのど真ん中になるキッチン横の壁に追加しましたが、ここは付けて正解でした!
「ど真ん中って使うのかな…」と最初は半信半疑だったんですが、スマホを触りながら充電したり・毛玉クルーナーを充電しながらお洋服の毛玉を取ったり・Yシャツのアイロンがけをしたり・ラグを掃除する時のレイコップを繋いだり… と大活躍してくれています。
② お風呂のドア側と反対側の壁
ここは「付けておけばよかった後悔場所」です。
わが家は実際、写真のようにお風呂側の壁にコンセントが標準で付いていました。見学時は「2個あれば問題ないな…」といった感じだったんですが、問題なのは数ではなくこの位置!
お風呂側にコンセントがあると、この台にドライヤーが置かれてしまうので他のものが置けない…
女性なら、スキンケア用品やフェイスパックなどお風呂上がりすぐに使いたいものをここに置きたい…!
また、わが家は夏場になると 洗面所に扇風機を置くんですが、こっち側にコンセントだと洗面を使いたいとき、扇風機のコードが足元にきてしまい、これまたストレスになっています。
③ 扇風機の設置場所の近くの壁
こちらも「付けておけばよかった後悔場所」二つ目です。
電気代節約のため、わが家では定番のエアコンとサーキュレーターの併用。冷房って冷風があたるところは涼しいけれど、キッチンやダイニングに移動すると暑い…。扇風機の風で冷風を部屋中に循環させるだけで、体感が違ってきます!
節電にはかかせないサーキュレーターなんですが、わが家はエアコン下にしかコンセントがなく、今は仕方なく延長コードで繋いで使用しています…。
コードが丸見えで見た目もよくない…。息子たちが足を引っ掛けないかいつも心配しています。
エアコンの風があたるところに扇風機の風を向けるので、横型のリビング場合はこの赤い部分にコンセントを設置してください。
(注) リビングのタイプやエアコンの位置で扇風機の場所は変わってきます
併用を考えている方は、モデルルームや間取り図を見て 扇風機の位置をしっかり確認!近くにコンセントを設置しておくと、コードを伸ばさずに済むのでとっても便利ですよ!
③ ベランダの排水溝の有無
こちらはつい見落としがちなんですが、購入予定のお部屋のベランダに排水溝があるか確認するのがおすすめです。
マンション ベランダの排水溝は全ての住居にあるとは限らず、1軒おき・または2軒おきに1つ設置されている場合があります。なので ご自身のベランダに排水溝がない場合、ベランダで流す水は隣の排水溝に流れていくんです。
排水溝の掃除の手間はあるけど、水遊びをした時や 掃除の時の水を時間帯やお天気を気にせず流せるから「絶対有り」が良い!
一人暮らしで賃貸の経験があった夫の意見を参考に、わが家も「排水溝あり」のお部屋をチョイスしました!確かに、排水溝に細かいゴミがたまるなど、定期的にお掃除の手間はありますが、隣人のベランダに流れて 気を遣ってしまうよりは「排水溝有り」で良かったと持っています。
実家が一戸建てだった私は気にも止めなかったので、うっかり見落とすところでした!
まとめ
- モデルルームは実際の住居と違う場合が多い
- 設置されているものが標準とは限らない
- オプションやカラーが選べない場合もある
- 廊下が狭いマンションのドアは「引き戸」がおすすめ
- コンセントの位置や数もしっかり確認
- ベランダの排水溝の確認も忘れずに!
モデルルームの見落としがちな注意点は、いかがでしたでしょうか?
わが家は、賃貸マンションで2年間暮らしていた経験があったのにも関わらず、やはり後悔点は出てきてしまいました…。実際にその間取りで暮らしてみないと、分からないこともたくさんあります。
モデルルームの見学に行く際は、今回お伝えしたポイントをしっかりチェックして、快適なおうちづくりができることを祈っています。この記事がマンション探しの参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。