こんにちは。
新築マンション住まい5年目の rinrin です!
マイホーム、マンションを買うことに決めたけど、たくさんありすぎてどうやって選べばいいか分からない…
立地・周辺環境・近隣施設・学校・通勤時間など、マンションを選ぶ条件はたくさんあって何を優先して選べばいいか悩みますよね?
当初の私たち夫婦もかなり悩みました…。
今回は、マンション住まい5年目のわが家が新築マンションを購入したときの経緯や、マンションを選ぶときに見るべきポイントなどを紹介します。
長い人生の中でだぶん一番大きな買い物になるはず!マンション選びは慎重にいきましょう!!
この記事はこんな方におすすめ!
- マンションの購入を決めたけど、始め方が分からない
- マンションでいいのか不安になった
- 住みたい街にマンションが多く選べない
新築マンションを購入した経緯
まずは、わが家がマンションを検討~決断までの詳細をお話しします。
夫と入籍後、3LDKの賃貸マンションで共同生活を始め、その2年後に息子を出産。その後、約1年間賃貸マンションで子育てに励んでいました。
マイホーム購入時のわが家
家族構成 | 私・夫・息子(0)の3人暮らし |
実家 | 夫婦ともに一戸建て |
希望 | おしゃれな一戸建てに憧れている |
賃貸マンションに数年住んだ経験から、マンションでの子育てや暮らしやすさはある程度理解できました。
しかし、私・夫ともにカフェのようなおしゃれな一軒家に憧れがあり、マイホームは注文建築の一戸建てがいいな…と、この頃はぼんやりと考えている程度でした。
一戸建てに憧れがあるものの、「駅から徒歩圏内」という条件に合う土地がなかなか見つからず、悪戦苦闘…。 そこで駅近に多いマンションの内覧にいくことに決めました。
数件の内覧や説明会に行き、あるマンションで 予算・築数・駅からの距離・周辺環境など私たち夫婦の希望とかなり一致。
わが家は駅から徒歩10分の新築ファミリーマンションを購入することにしました!
駅近のマンションなんてたくさんあるし、どこがいいのか分からない…
大丈夫です!! わが家がマンション選びの何から始め、どのように購入を決めていったかを詳しくご紹介します。
マンション選びの始め方
① 夫婦それぞれ「譲れない条件」を出し合う
マンションを選ぶ時、ただぼんやりとネットで検索するだけでは時間が無駄になってしまいます。まずは、お互いに「ここだけは絶対譲れない」という条件を言い合いましょう!
条件は何個も出さずに、絶対これ!という一つだけ。たとえば「近くにスーパーがある」「職場から近く」「高層階」などといった条件です。
私と夫は「駅から徒歩圏内」とたまたま意見が一致しました!
マイホーム選びは必ずしも全ての条件が一致するとは限りません。妥協することの方が多い場合も…。なので、まずはあれもこれもと欲張らずに「絶対これだけは…」という条件を出し合いましょう!
② 2人の条件から候補をピックアップ
2人の意見に合うマンションの候補を検索しましょう!意見を出し合っているので、調べる時にも範囲や条件を絞って検索できます。
こんなことが起きるかも?
いざ意見を言い合ってみたら「この条件でマンションは難しいかも…」というパターンもあると思います。その時はマンション探しから「一戸建ての土地探し」へと変える必要があります。
- 夫婦ともに車を持っていて、毎日通勤は車。
- 大勢の友人を呼んでBBQなどを楽しみたい
- 子どももいて、夫婦それぞれの寝室や部屋が欲しい
- キャンプやマリンスポーツが趣味でアウトドア用品が大量にある
当てはまる方は、マンション暮らしが合わないかもしれません!
\マンションのデメリットはこちらで紹介/
夫婦の意見が一致している場合
わが家のように意見が一致している場合は「次の条件」をお互い出し合いましょう!
夫「 職場から適度な距離 」
私「 新築マンション 」
このように意見を出すことで立地やマンションもかなり絞りやすくなるはずです。
マイホーム選びは長丁場…仕事や育児・家事と並行で進めるので、かなり大変だった記憶があります。
③ モデルルーム見学・説明会へいこう
マンションがいくつかに絞れたらまずは内覧会や説明会に行きましょう!
マンションのモデルルームの見学や説明会は基本的に予約が必要なものが多いです。予約制なら一対一で話せるので質問もしやすく、ゆっくり見学が可能です。
モデルルーム見学 まずはここに注意!
マンションのモデルルームは必ずしも建設予定の場所にあるとは限りません!
「マンションギャラリー」「マンション販売事務所」などと呼ばれ、マンションとは全く違う場所に「サンプルのお部屋」を作り、そこを見学するというケースもあります。呼び方もさまざまなので、見学に行く際はしっかり場所の確認が必要です。
また、モデルルームは「サンプル部屋」なので、実際の住居と異なる点が必ず出てきます。
モデルルームの設備が標準設備ではない場合があり、オプションで追加料金がかかってくる可能性があります。なので、この見学会でスタッフにしっかり確認しておきましょう!
どこまでが標準設備で、どこからがオプション(追加料金)になるのかしっかり確認が大事!
モデルルームって家具やインテリアがおしゃれに配置されていて、初めて行ったときは「わ~素敵!ここにしよう」なんて思ってしまった私。モデルルームって生活感のあるものが全くなくて、おしゃれに作られているんです…。
でもまだ即決するのは早い!
④ 資金計画やスケジュールを確認
マンションに決めたのはいいけど、自分たちの給料で希望のマンションが買えるのかな…?計算の仕方もわからないし…
月々どれぐらいの支払いで、何年のローンを組むなどの「資金計画」も相談に乗ってくれるので大丈夫です!
わが家がいった見学会では、希望の部屋でローンが組めるかという「資金計画」の相談にも乗ってくれました!
「見学会でもうお金の話…?」と思うかもしれませんが、別のマンションの見学に行った時にも営業マンの方からローンについてのお話がありました。
なので、マンションの見学会には長時間になることを覚悟しておいてください。
ローンの話だけでなく「希望のお部屋について」「マンション周辺環境について」「購入手続きの詳細」「今後のスケジュール」など、かなりの時間を要します。
どんなマンションか見に来たかっただけなのにな…
私たち夫婦も見学会が数件目になると、だいたいどれぐらいの金額の家が買えるのか分かってきたので「説明はいらないのにな…」と思いながら、営業マンの話を2時間聞いたこともありました。終わる頃にはぐったり…
細かい説明が不要な場合は、見学会の予約を取る際にあまり時間がないことを伝え、モデルルームの見学だけしたいとお伝えしましょう!
マンション選び大事なこと3選
① 周辺環境をしっかり確認
新築でも中古でもマンション選びに重要なのは、マンションの周りの周辺環境についてしっかり把握しておくことです。
- 小児科・耳鼻科などかかりつけになる病院に通いやすいか
- 通う予定の小学校や中学校の評判
未就学児(0~5歳)の頃って、頻繁に風邪をひいたり体調を崩す…。近くに小児科や耳鼻科があるのは心強いです!
- お部屋の日当たり
- 隣接する道路の交通量
- 周辺のイベントごと(お祭り)の騒音の有無
日当たりや交通量などは時間帯で変わってくるので、、前回見学した時と全く違う時間に再度見学の予約を取りましょう!お部屋の見え方もかなり変わってきます。
静かさを重視したい方は…
日頃の周辺環境は見学会で確認できますが、イレギュラーな季節のイベントなどもしっかり確認しておきましょう!
秋になるとお祭りで、神輿やだんじりなど太鼓を使った祭りも珍しくありません。「マンションの周辺は対象の地域になっていないか」騒音問題が気になる方はしっかりチェックしておきましょう!
② 管理費・修繕積立金の確認
マンションに住むために、避けて通れないのがこの2つの費用の支払いです。
管理費ってなに?
エントランスやエレベーターなど住居人みんなが使用する「共用部分」の維持管理のために使われるもの。分譲マンション購入の際は、月々のローン返済とは別にこの「管理費」を支払わなければなりません。
修繕積立金ってなに?
自然災害や塗装の劣化・設備の修理などといった 将来のメンテナンスのために積み立てていくお金のことです。こちらも管理費と同様に、ローン返済とは別に支払いが必要です。
一戸建てでも数十年すれば、外壁の劣化や何らかの設備の修理などで急な出費が出てきます。マンションはこの費用を「毎月少しずつ先に支払っておく」というものです。
また「修繕積立金」の金額の決め方はマンションによって異なります。
金額が一定の「均等積み立て方式」と段階的に増やしていく「段階積み立て方式」の2つがあるので、購入予定のマンションはどちらを採用しているのか確認しておきましょう!
マンション購入は、ローン返済にこの2つの費用もプラスされるので、その金額もしっかり確認を…!
③ 将来の売却も視野に入れておく
購入時は定住予定でも、将来何らかの理由でマンションを手放す可能性もあります。「もしかして…」を考えて、売却しやすい・高く売れるマンションを選ぶことはとても大事なことです。
- 交通の利便性がいいか
- 駅直結・徒歩圏内など
- 災害児の安全性
- 台風や土砂崩れ・水害などの被害が起きにくい土地など
- 周辺施設の利便性
- 学校・病院・スーパーが近いなど
今は子どもが小さいので考えられませんが、数年経つとまたライフスタイルも変わってくるので「住み替えたい!」と思う時が来るかも…
ここ数年 マンションの価格は上昇傾向にあり、年々右肩上がりを続けていますが、これがいつまで続くかはわかりません…なので、売却はできるだけ「高く売れる条件」を満たしておくことが大事です。
まとめ
- 譲れない条件をまずは1つだけ!
- 条件からマンションをいくつかピックアップ
- 見学会・説明会にいく
- 周辺地域をしっかり確認!
- 管理費・修繕積立金はローン返済にプラスされる
- 売却も視野に、売れやすいマンション選びを!
わが家がおすすめする マンション選びはいかがでしたでしょうか?
マンション選びは下調べや見学会・説明会など、かなりの時間と労力が必要です。
見学に行くモデルルームは とても素敵な空間で「こんなお家に住みたい…!」と妄想が膨らむんですが、モデルルームは所詮モデルルーム… 現実とは違います!
一つ目のマンション見学で満足せずに、できるだけ多くのマンションとその周辺環境をしっかり確認してください。良いところだけではなく「デメリット」にもしっかり目を向け、その対処法を確認しながら見学してくださいね!
この記事がマンション選びのお役に立てば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。